「説明が上手い人、下手な人」-①
今回は最近見る機会があった書籍で、
勉強になったものをご紹介したいと思います。
ビジネスシーンでも大いに役立ちそうな内容でした。
その書籍とは、
『説明が上手い人がやっていることを1冊にまとめてみた』
です。
もちろん今回も、
この書籍を要約している動画などを
大いに参考にさせてもらいました(汗)
今風に言えば「シェア」させて頂く、
あくまでもそんなスタンスです(汗)
内容的には、、
説明が上手い人についてと言うよりは、
説明が下手な人を分かった方がいい
というもの。
ということで、
①説明が下手な人の特徴
②上司への報告が下手な人
③部下への指示が下手な人
④客や投資家へのプレゼンが下手な人
の4ブロックで構成されています。
①下手な人の特徴として
・自分の都合で必死
・相手別の攻略をしない
の2つがあるとの事です。
・自分の都合で必死
自分が売りたい商品を必死に説明する。
自分が言いたいことを必死に言う。
などがこれに当たります。
人は誰もが自尊心を満たしたい生き物で、
I love me !!であると言われています。
だからいくら必死に話をされても、
自分にとってプラスになることであったり、
自尊心を満たしてもらえて
なんかめっちゃ好かれてる
と感じないと話は聞いてくれません。
なので、自分よりも相手の事を考えて、
相手のメリットになること、
相手が自分のメリットになると感じる事
をまずはそこに気を配ることが大切だという事です。
・相手別の攻略をしない
会社であれば、上司・部下・お客様など
立場が違う利害関係者いますが、
その誰に対しても
1パターンで接する人もNGであると言われています。
なぜなら、立場の違いで求めていることが違うからです。
②上司への報告が下手な人
自分の”解釈”を上司に伝えてしまう人=NG
と言われています。
例えばある外食チェーンでとあるキャンペーンがあるとします。
上司Aと部下Bの会話です。
A「来月のキャンペーンだけど、売上UPは見込めそう?」
B「はい、いけると思います」
A「どれくらい?」
B「ちょっと分からないですけど、前年越えはするかなと」
A「分からないか、、、」
そうBは「いけると思います」という
Bなりの解釈を言っているだけになります。
「どれくらい?」と質問されても
「ちょっと分からないですけど、」
と根拠がありません。
ではこれならどうでしょうか?
A「来月のキャンペーンだけど、売上UPは見込めそう?」
B「はい、前年対比110~115%の予測をしています」
A「ほうほう、前年もキャンペーンしてたけど、超えそうなんだ?」
B「はい、今回のキャンペーンは当社のフェア商品販売数1位の
至極のフレンチトーストと、人気アニメThe Yosakuのコラボです。
半年前のThe Yosakuコラボの時で前年対比110%が出ていて、
お客様からの復活リクエストで1番多かった
至極のフレンチトーストが合わさる事で
シナジー効果が見込めます。
特に20代~30代女性からフレンチトーストの支持があり、
The Yosakuも子どもからファミリー層、
何気に20代~30代の女性からの圧倒的な支持があるという
データもありますので、
110%以上は固いと踏んでいます」
A「なるほど。期待できそうだね」
どうでしょう?
会話は青葉の創作ですが、
まずは
事実=110~115%の計画であり
解釈=人気商品と人気アニメのコラボ
根拠=商品とアニメの支持層
というように『事実→解釈→根拠』
の連続パンチによって、上司の納得を得ています。
特に根拠は、『数字・仮説・経験』
を盛り込むとより分かりやすいと言われています。
青葉の創作文では不十分ではありますが、
ニュアンス的には近いかなと、、、。
ちなみに
至極のフレンチトーストも
The Yosaku
も青葉の創作です。。。
残りの
③部下への指示が下手な人
④客や投資家へのプレゼンが下手な人
は次のメルマガ(ブログ)でご紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございました。