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「説明が上手い人、下手な人」-②

今回は前回の続きで

「説明が上手い人、下手な人」の後半です。

 

では早速、

 

③部下への指示が下手な人

・とにかくやれ

・上司からの指示は守ったのに。。。

の2つがあると言われています。

 

・とにかくやれ

この資料を今日の17時までに仕上げて!

 

これを聞いた部下は、

なぜ私が?

なぜ17時までに??

と頭が?マークが。。。

 

ではどういえば。。。

 

「Aさん、17時までに▢▢▢の資料作成お願いしたいんだけど。

 部署メンバー全員が、Aさんの作る資料が、

 見やすくて、分かりやすいって言ってるんだ。

 その資料を今営業かけているB社さんへの

 提案資料に使いたいんだ。Bさんが作った資料があれば

 契約取れるはず!!」

 

Aさんに依頼する理由は少なくても明確です。

そしてAさんも少しは嬉しいはずです。

 

ただ指示するだけだと

部下たちは、何も考えずただ指示を待つようになるそうです。

 

・指示は守ったのに。。。

「Aさん、B社のC部長に

▢▢のワインを伊勢丹で買って、届けてきて」

とい指示が出たとします。

※極端な例え話。

 

Aさんは上司の指示に従い、

出かけていきました。

 

2時間後、Aさんが帰社。

上司のもとへ。

 

上司「Aさん、ワインは届けてくれた?」

Aさん「いえ、受け取ってもらえませんでした」

上司「なんで?渡さなかったの?」

Aさん「お酒は飲めないようでしたので、

   逆に皆さんでお飲みくださいって」

 

上司「C部長には日ごろお世話になってるから

   その感謝の気持ちとしてお送りしたかったんだけど」

Aさん「・・・。」

 

上司「なんで渡せなかった時点で報告しないんだ!」

Aさん「ワインを買って持っていけという指示でしたし、

    指示にはちゃんと従いました」

 

こういうことがあるかは分かりませんが、

※この会話は要約動画からパクりました。

 

ここで重要なのは何でしょうか?

 

上司はC部長に、

「日ごろお世話になっているから

 その感謝の気持ちを送りたい」

と言っていました。

 

つまり、目的は

C部長に感謝の気持ちをお届けすること、

だったはず。

 

でもAさんは、

ワインを買ってC部長に届ける

と認識しています。

 

つまり「内容」にフォーカスしているのです。

 

上司が目的をAさんに伝えていたら

「ワインはお飲みになれないので、今日は持ち帰りましたが、

 甘いもの、チョコレートがお好きだとの事でしたので、

 次伺う際は、☆☆☆のチョコレートをお持ちします。」

とAさんは上司に報告出来たかもしれませんし、

 

「C部長がお酒が飲めないことを存じ上げず

 申し訳ありませんと謝罪し、

 日ごろの感謝をお伝えさせて頂きました」

 

とAさんが上司に報告したらどうでしょうか。

C部長に感謝の気持ちをお伝えすることは出来たのので、

ある意味、目的の一定部分は達成できたかもしれません。

 

上司が部下に指示を出す際は、

・その指示を出す理由を明確にしてあげる

・内容より目的を伝える

この2点が大事なんですね!

 

④お客様や投資家へのプレゼンが下手な人

・結論ファーストで興ざめ

・かっこつけて自爆

の2つがあると言われています。

 

・結論ファーストで興ざめ

これは、

「この商品を買って下さい!」

「当社の商品が優れています!!」

「この商品には▢▢▢が含まれています!」

などある意味”ネタばれ”的なものです。

 

例えばお肌がスベスベになるクリームを売りたいとします。

 

「お客様!このクリームには、あのスベスベ成分で有名な

 ▢▢▢が含まれてるんです。どうですか!」

と販売スタッフがお客様に伝えたとしたら、

お客様はどう思われるでしょうか?

 

逆に、

「お客様、このクリームを人差し指にちゃっととって

 お顔に塗ると、ほら見てください。スベスベになるんです。」

 

「あの有名な女優の▲▲さんも使っているんですよ」

「私の肌も、ね?スベスベなんですよ」

「いや、スベスベになったんですよ、このクリームで」

 

「信じられないですよね。実はこのクリームには、

 スベスベ成分として有名な▢▢▢が、他の商品の

 約2.2倍含まれてるんです。

 だから▲▲さんにも支持されてるんです!」

 

「しかもこの▢▢▢、実は中国西部の山間部でしか取れない

 貴重な◆◆からしかとれないんですよ!」

 

怪しさ満載なトークに聞こえますが、

スベスベ成分とその秘密は最後に言っている、

ここがポイントなんです。

 

上司や部下の時と違いますよね?

 

そして最後に

・かっこつけて自爆

人は会話の中に2割程度、分からない言葉があると

聞くが無くなってしまうと言われています。

 

なので専門用語や日常的に使わない

横文字だったり、難しい言葉だったり、

こういったものが当てはまります。

 

例えば、

・アサイン

・スキーム

なんかも毛嫌いされるケースがあるようです。

 

アサインであれば、

「このプロジェクトはAさんをアサインして欲しい」

とか

「社長が信頼するAさんをリーダーにアサインして頂いて」

とか。。。

 

アサインではなく、普通に

任命とか割り当てと言えばいいのに、、、。

 

スキームであれば、

「この案件のスキームを今週中に、、、」

とか

 

普通に枠組みとか計画と言えばいいのに、、、。

 

と感じる方が多いのだとか。

 

業界によっては、

日常的な会話で使われるケースもあると思いますが、

必ずしもメジャーではないようです。

 

またプレゼン資料なんかも

一枚のスライドにびっしりと

色んな情報を詰め込んでしまったり、

 

これも逆効果です。

 

例えば、スライドで桃太郎の物語を作るとしましょう。

 

一枚のスライドに、

・おじいさんが山で芝刈りしている様子

・おばあさんが川で洗濯している様子

・大きな桃が流れてくる様子

・犬・きじ・猿が仲間になる様子

・桃太郎たちが鬼が島へ向かっている様子

・チーム桃太郎VS鬼 

・チーム桃太郎の凱旋

 

これだけ詰まっていたらどうでしょう。

しかもA4サイズに、、、。

 

ごちゃごちゃしてしまいます。

 

1スライド、1メッセージ

これくらいでいいのです。

 

会話に使う言葉、

スライドなどの資料は

 

「中学生でも分かる」

これをベースにすべきだと筆者は言っています。

 

実は、簡単な表現にすることの方が難しいんです。

 

難しい言葉を並べてしまうと、

知識やスキルなどをアピールして

マウントを取っていると思われてしまう、

 

気を付けないといけませんね。

 

お客様との商談の際、

業界用語などは使っていないか?

 

部下と話す際、

横文字のワードを連発していないか?

青葉自身、自分の発するワードを見直すきっかけになりました。

おすすめの書籍です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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