『グラス ハート』を見ての気付き
皆さん、こんにちは!
早いものでお盆も明けてしまいました。
皆さんは、お盆はお休みをされましたか?
がっつりお休みされた方も
そうでない方もおられるかと思いますが、
まだまだ残暑が続いていますので、
ご自愛頂ければと思います。
さて今回は、私が最近Netflixで見たドラマ『グラスハート』から得た、
“気づき”についてお話ししたいと思います。
このドラマは、
佐藤健さんが主演・プロデュースを務め、音楽をテーマにした作品です。
私は、この作品の背景にある
「本気の仕事」と「熱量」に、とても感銘を受けました。
そして、それは私たちのビジネス、
特に新しい挑戦に臨む際に、非常に大切なことだと痛感したのです。
- 俳優陣がゼロから楽器を習得!?Netflixの「本気」が作る作品の熱量
『グラスハート』の何がすごいかというと、
主演の佐藤健さんをはじめとするキャストの皆さんが、
楽器未経験の素人レベルから、
プロが見ても驚くほどの演奏技術を身につけている点です。
これを実現するために、
通常のドラマ制作では考えられないほど長い、
8ヶ月という異例の撮影期間が設けられたと聞いています。
※Netflixでは、長期の撮影は普通のようです。
1つ1つのシーンを納得いくまで、
何度も何度も撮りなおしたりしたらからこそ、
出演者、スタッフ全員が納得する完成品を目指したからこそ
8か月という期間が必要だったのだと思います。
オーディションや楽器の練習期間なども含めると
1年以上の時間をかけて作品を作り上げたことになります。
別の作品でも、出演者がプロレスラー役のために体重を増やし、
体づくりも本気で行い、
撮影後には元の体重に戻すためのケアまでやっている。
報酬がそこまで含まれている。
元の体形戻すかどうかは、本人の責任
という考えでなく、
元の体形に戻すところまでが『作品』
という考え方のようです。
これらのエピソードから、
私はNetflixの「作品にかける本気度」を痛感しました。
彼らは、単に作品を撮って終わりではなく、
「リアルを追求するために必要な時間とコストを惜しみなくかける」
という哲学を持っているのです。
そして、この熱量は出演者だけにとどまりません。
ライブシーンでは、エキストラの皆さんも、
まるで本物のライブに参加しているかのような熱量で臨んでいたそうです。
作品の制作に関わる全員が、同じ情熱を持って取り組む。
これこそが、観る人の心を揺さぶる作品を生み出す原動力なのだと感じました。
- 「通常業務」から「本気の仕事」へ。あなたはその熱量を持てていますか?
このNetflixの制作姿勢は、
私たちの日々の仕事にも大きな示唆を与えてくれます。
一般社会、私たちの会社に置き換えて考えてみましょう。
・新規事業の立ち上げメンバーに抜擢された
・新しいプロジェクトリーダーを任された
・役職が上がり、今までとは違う役割を担うことになった
これらは、いわば
「今までの自分とは違う自分になる」ための、大きな挑戦の機会です。
しかし、その時に、どれだけの人が、
『グラスハート』の出演者のように、自分の領域を越えて「
本気」でスキルを身につけようとし、熱量を持って仕事に臨めているでしょうか?
与えられた役割をただこなすだけの「通常業務」と、
心から「このプロジェクトを成功させたい!」
と情熱を燃やす「本気の仕事」の間には、大きな壁があります。
そして、その壁を乗り越えられるかどうかは、
「熱量」と「本気」の差でしかないのでは?と思います。
私自身も、会社では責任ある立場にあり、
日々の業務だけでなく、新しい領域への挑戦という場面において、
日々、自分の能力不足を痛感し、学びの必要性を感じています。
だからこそ、ドラマの出演者たちが、
ほぼ触れたことがない楽器に真摯に向き合う姿は、
私にとって大きな刺激となりました。
- 「本気の仕事」がもたらす、チームと組織の成長
Netflixの作品制作が教えてくれたのは、
「本気の仕事」は個人の成長にとどまらないということです。
それは、チーム全体の熱量と結束力を高め、組織を成長させる力を持っています。
「熱量」は伝播する
出演者の本気が伝われば、それがスタッフやメンバーやエキストラにも伝わり、
チーム全体の熱量が上がります。
出演者がエキストラの人たちに
演技指導をするメイキング映像を見ましたが、
本物のライブ、いやそれ以上のライブ感を出すために
エキストラの人たちの中に入って直接伝える場面。
ここからも熱量が伝わってきます。
ただ単にエキストラではなく、
一緒に作品を作り上げるメンバーだと
本気で思っている、そう感じました。
「本気」が信頼を生む
困難な課題にも真剣に取り組む姿勢は、メンバー間の信頼関係を強固にします。
「この人となら、どんな困難でも乗り越えられる」
という確信こそが、最高のチームを作り上げます。
「成長」が組織を強くする:
個々のメンバーが、与えられた役割以上のスキルを身につけ、
新しい挑戦に成功すれば、それは組織全体の力となります。
私たちアシストライン(株)も
多角的な事業を展開する中で、様々なチームで日々業務に当たっています。
それぞれのチーム、そしてメンバーが、
自分の仕事に「本気」で向き合い、熱量を持って取り組むことで、
お客様に最高のサービスを提供できるのだと改めて感じました。
- まとめ
『グラスハート』という作品は、単なるエンターテインメントではなく、
私たちが仕事や人生で向き合うべき「熱量」と「本気」の重要性を教えてくれました。
私たちは、いつだって、新しい自分に挑戦することができます。
与えられた役割の中で、あるいは新しいフィールドで、
「本気」のスイッチを入れることができるのです。
もし、今、あなたが新しい挑戦の機会を得ているなら、
ぜひ『グラスハート』の出演者たちのように、
時間と情熱を惜しまず、その仕事に真剣に向き合ってみてください。
その熱量は、きっと周囲の仲間にも伝わり、
最高のチームと、最高の成果を生み出す原動力となるはずです。
と偉そうに言っていますが、
私自身、この作品を見て、刺激を受けて
自分自身を変えていこう、変えてやる!
と思った1人です。
「熱量」は伝播して、
「本気」は信頼を生む
そしてその先にこそ「成功」がある
そう感じたので共有させていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。