AIと向き合って分かったこと。ゆっくりでもいいので歩みを進める。
まもなく12月。
当社の事務所も、ほんの少しだけクリスマスの飾りつけをしてみました。
(自宅は…これから準備する予定ですが 笑)

街中もすっかりクリスマスモードになり、年末の気配が近づいてきましたね。
今年も残り1か月ちょっと。
仕事もプライベートも気持ちよく新年を迎えられるよう、
ラストスパートをかけていきたいところです。
そんな中、ここ数ヶ月で自分の中に「ある変化」が生まれてきました。
それが——AIとの向き合い方です。
データの集計や資料づくり、誤字脱字のチェック、情報収集など、
業務の合間でAIを活用する時間が少しずつ増えてきました。
もともとは、
「便利そうだし、使いこなせたらきっと楽になるだろう」
そんな期待がありましたが、実際に使い始めてみると戸惑うことの連続でした。
指示がうまく伝わらず何度もやり直す。
“時短になるはずの作業”が、なぜかいつもより時間がかかってしまう。
うまく返答してくれず、思わずため息が出ることも。
正直、「これ本当に効率化になるのだろうか…」と思ったこともあります。
ただ、続けていくうちに少しずつ分かってきたことがあります。
AIは、最初から完璧に使える必要はない。
むしろ、多少ぎこちなくても触りながら慣れていくものだということです。
こちらの説明が曖昧だと、曖昧な結果が返ってくる。
これは、人に仕事をお願いするときとまったく同じです。
そのおかげで「どう伝えればいいか」を考える習慣がつき、
仕事の整理の仕方まで自然と見直すことにつながりました。
少し慣れてくると、AIが本領を発揮する瞬間がやってきます。
今まで1時間かかっていた文章作成が、方向性を伝えるだけで一気に形になったり、
複雑なExcelの式を数秒で作ってくれたり。
「これは確かに仕事が軽くなるな」と実感できる場面が増えてきました。
40代・50代の方と話していると、
「AIは難しそう」「自分には合わないかもしれない」
そんな声もよく聞きます。
でも実際に触ってみると、
苦手でも前に進める。
むしろ“苦手なまま進む”ことこそ、最初は大切だと感じています。
私自身、まだまだ失敗も多く、AIと日々すり合わせをしている状態です。
それでも、触る前より確実に仕事が軽くなり、
「もっと使えるようになりたい」という気持ちが自然と湧いてきました。
AIは魔法の道具ではありませんが、
うまく付き合えば、確かな時間を生み出してくれる頼もしい相棒になります。
同じように「なかなかうまく使えないな…」と感じている方がいれば、
こうお伝えしたいです。
ゆっくりでも大丈夫。苦手なままでも、続ければちゃんと前に進める。
その一歩が、きっと来月・来年の“余裕”につながっていくと思います。
そして私自身も、そう信じてAIと向き合い、日々少しずつ勉強を続けています。
最後までお読みいただきありがとうございました。