情報の取捨選択
11月もあと数日。
そしてあっという間に12月、そして年末、、、。
毎年同じように驚いている気が、、、。
時の流れの速さに驚きつつ、
年末の繁忙期に向けて、気合を入れている今日この頃です。
さて、今回は
「情報の取捨選択」というテーマにしてみました。
このテーマにしようと思った理由は、
先日行われた兵庫県知事選挙を見ていて、
情報の取捨選択の重要性を感じたからです。
青葉個人的に、誰かを支持するとかはないのですが、
なんだか異様なもの目の当たりにしたような気がします。
真実は一体なんのかは、正直分かりませんが、
事実としては、
➀議会の満場一致で知事の不信任案が可決されたこと
②その理由が、知事のパワハラなどなどを告発した職員がいて
③その告発した本人が懲戒処分を受け、その後お亡くなりになっている
など、テレビやネットニュースで連日報道されていました。
いわゆるマスメディアからの情報を
青葉個人も鵜呑みにしてしまって
「この知事はけしからんな」
的な思いを持ってしまったことは事実です。
そりゃ辞めなきゃだめだよね。。。
そう思っていました。
世論もそんな感じだったと思います。
でも結果は、その知事が再選しました。
そして一風変わった候補者がいたのも印象的でした。
その方は、
「知事選に立候補しましたが、当選目的ではなく
前知事の無実を証明するために立候補しました」
と。
当選を目的に立候補していない、、、。
これも今までにないことだと思います。
ネットの方ではこの方だけでなく、
前知事は実は何も悪いことはしていない
という人たちもたくさん出てきたのも印象的でした。
前知事をNOとするマスメディア
前知事は潔白であり、任期中の県政において実績もある。
彼は嵌められたんだ!
とSNSで発信するインフルエンサー
結果、前知事が再選を果たす結果に。。。
何が本当の事なのかは、各自の判断に委ねられた?
テレビや新聞などの従来型のメディアと
YouTube・SNSなどのネットメディアそれぞれの情報を
その情報を得た人がどう判断するのかが試された?
という感じの選挙でした。
情報が氾濫する現代だからこそ、
それぞれが情報を入手して、精査して
自分の考えを持てないと
ただただ情報に流されてしまう
そんな社会になってきたのだなぁと感じます。
解釈の仕方で抱く印象も全く異なるモノになります。
テレビや新聞というこれまでの主流メディアが
最近では”悪”のような流れ、、、。
何を信じたらいいのやら。。。
と思う人も多いかもしれませんね。
それから今度は、当選した知事の
公職選挙法違反の疑い。。。
これも
当選した知事はやっぱり悪い奴だった
という論調もあれば、
彼は法的に何も犯しておらず、何ら悪くない!
という意見もあったり。
何が真実なのでしょうかね。。。
今後を見守りたいと思います。
情報に関しては、
誰でも手軽にアクセスできる時代です。
でもその情報をどう解釈するかも重要でしょうし、
その情報を裏付けるための情報も必要でしょうし、
その情報をどう解釈するかは個人に委ねられますが、
その解釈を自分以外の誰かに発信する時は、
それ相応の責任も伴うことを忘れてはいけませんね!
身近なところでも、気をつけなければいけないことがあります。
例えば、
とある会社にて
「BさんがCさんの文句言ってたよ!」
とAさんがCさんに話したとします。
Cさんは、Bさんに対して
苛立ちや嫌悪感を示すかもしれません。
これでいいのでしょうか??
Aさんが言っていたことは本当なのでしょうか??
BさんははたしてCさんの文句を本当に言っていたのでしょうか?
皆さんがCさんであれば、どう思うでしょうか??
Aさんからの一方的な発信を受け止めつつ、
同じような情報、
例えば、
DさんもBさんがCさんの文句を言っていた、と言っている。
EさんもBさんがCさんの文句を言っていた、と言っている。
という事であれば、
Aさんの言っていることの信憑性が出てくる可能性があります。
でもDさんやEさんがAさんに近い立場の人だったら、
はたしてどうなのでしょう。。。
というように、やはり本当のところは
すぐに分からない、という事かもしれません。
入ってきた情報にすぐに反応するのではなく、
その情報が正しい情報なのかを
それぞれでしっかりと確認をして、
その解釈を外に向けて発信するのであれば、
その発信にはしっかりと責任を持つ。
という事が大切なんですね。
青葉自身も気をつけなければと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。