マーケットインとプロダクトアウト
こんにちは!
早いものでもう10月。。。
今年もあと3か月を切りましたね。
3月決算の弊社は、下半期に突入です!
最高の状態で期末を迎えられるように、
全社一丸となっていきたいと思います!
さて今回は、
『マーケットインとプロダクトアウト』というてテーマで
お話をしていきたいと思います。
まずは意味のおさらいから、
マーケットインは、
顧客のニーズに沿う事で「売れるものを作る」
という考え方で、
プロダクトアウトは、
「企業の作りたいものを作り販売する」という考え方。
なぜ今回はこのテーマを選んだかというと、
通勤途中に、リクルートスーツを着た若者を見て、
うちの娘も来年は就活かぁ
なんて思っていたら、
20年くらい前のことを思い出したからです。
当時、青葉は、某フードサービス業大手で
新卒・中途採用を担当していました。
特に新卒採用に関して触れさせていただきます(^^♪
色んな学生さんが来られていましたが、
女子学生さんに限っていうと、
「入社後は商品開発を希望します!」
という学生さんがほとんどでした。
その学生さんたちは、
食品栄養学部とかそういった学部・学科で
学んできた方たち。
なので、学んできたことを活かしたい!
という思いがあったのかもしれません。
「商品開発を志望する理由は何ですか?」
と質問すると
「私の開発した商品で、多くの方に喜んでいただきたいからです」
という回答がほとんどでした。
そのため、当時の採用担当者にはなにも響いてきませんでした。
なぜか、
「自分の考えた商品で、多くの方に喜んでいただきたい」
もちろんこの考え方を否定しませんが、
立派な志だと思いますが、、、。
なぜ採用担当者に響かなかったのか、、、
それは、
自分が考えた・開発した商品=自分が売りたい商品
=プロダクトアウト
だったからではないか?
と今では思います。
青葉が当時いたフードサービス大手は、
いわゆるファミレス業界でした。
なので配属はまず店舗
というのが基本的な流れでした。
面接時に、そのことを学生さんに伝えると
「店舗は必須ですか?商品開発はすぐには無理ですか?」
であったり、
中には
「お店で働くために、今の大学に入ったのではないです」
という学生さんもおられたり、、、
青葉は西日本の採用を担当していたのですが、
「転勤はちょっと。。。できれば地元で。。。」
という学生さんも。
でも商品開発の部署は本部で、東京になると伝えると
「本部であれば全然行きます!!」
という学生さんもいたり、、、。
とにかく”商品開発をしたい”という
己の願望だけを訴える学生さんが多かった記憶があります。
将来的には商品開発に進みたいと思ってはいても、
「まずは店舗でしっかり、オペレーションを覚えて、
お店の事をしっかりと知りたいです。
マネジメントを覚えることも必須だと思うので、
同期で一番早く店長になりたいです!
オペレーションの経験・マネジメントの経験・
お客様と直に触れる経験をするからこそ、
お客様が求められるもの、
店舗で実現可能なものが分かり
良い商品が作れると思います。
店舗の負荷を極力抑えて、しかもお客様望まれる商品を
開発できるようになりたいです。
そして私が開発に携わった商品で
お客様に喜んでいただき、何度も何度もリピートして頂けるようになり、
貴社の売上アップに私は貢献していきます!」
文章がちょっと変かもしれませんが、
実際にこんな感じの事を言っていた学生さんがいました。
この学生さんの言葉とは、若干違うかもしれませんが、
少なくても、
まずは売上の源泉である店舗を知りたいということ
⇒面接官は喜びます
貴社に貢献します
⇒面接官は喜びます
つまり、会社側が欲しいワードを
しっかりと伝えること、
それが出来た学生さんが内定をゲットしていました。
まさに相手が欲すること=マーケットインですね!
これは社内でもそうかもしれません。
自分の主張ばかり(不平・不満も含む)するのではなく、
同僚や時には上司が、
何を求めているのかを察知して、
「Aさん、手が空いたので◆◆手伝いますよ!」
とか
「B課長、このデータお役に立つかもと思いまして」
とか
恐らく言われた側は嬉しいと思います。
自分以外の誰かに喜んでもらう事こそが、
同僚との人間関係がよくなるでしょうし、
会社の売上もUPするでしょうし、
もう良いことしかありません。
相手の事をしっかり考え、言動に移す。
簡単なようで難しい、、、
いや難しいと思っているだけで、
じつは案外簡単だったり、、、
相手の事を思いやること、
まずはここから、意識していきたいですね(^^)/
最後までお読みいただきありがとうございました。