【実話です】本当にあった怖い話② From 青葉泰明 東大阪のガストより
今から21年くらい前、
奈良県の平群町付近で
青葉が実際に体験した話です。
ついこの間の事のように
今でも鮮明に覚えていますが、
もう21年も経っていたんですね。。。
2000年4月に某フードサービス大手に就職し、
2002年の1月に奈良県の大和郡山市のお店で
店長になりました。
僕が配属される前は、
僕より数年先輩の店長と、
僕と同期の副店長がいたお店でした。
まさか新任店長である僕一人しか
社員がいないお店になるなんて。。。
そこからは地獄の日々でした。
配属されてから半年間、
休みは1日もありませんでした。
※その会社は今ではしっかり休めるように
なっているそうです。
そんな疲労困憊の日々の中での体験。
疲れすぎて幻覚を見ただけかもしれませんが、、、
2002年の4月か5月頃だったと思います。
毎日21時頃に、店舗の食材をカウントして
発注業務を行います。
店舗に食材は毎日配送されますが、
配送到着までは持たないであろう食材は、
近隣店舗で借りるのが通例でした。
その日は、忙しかったせいか
不足する食材があり、
奈良エリアの他の店舗に電話をし
2店舗で食材の調達が出来ました。
22時30分頃、大和郡山の自店を出発し、
30分後の23時頃、大和高田のお店に到着。
食材を借りて、23時20分頃、大和高田を出発。
もう一店舗は生駒のお店でした。
そのお店は関西に僕が異動してきた際に、
一緒に新店に携わった人が店長をしていました。
24時30分頃に生駒のお店に到着。
かつての同志であった店長もまだ残っていたので
1時間くらい雑談をしました。
生駒のお店を出たのは
25時30分頃だったでしょうか。
お店の前は国道168号線が通っていて、
お店の駐車場を右手に出て
平群町方面へ進みました。
しばらく進むと
バイパスになっている道と
旧道との分岐がありました。
時間も遅いし、
バイパスだとスピードを出しそうなので
あえて旧道を行くことに。
というよりも
当時のナビがバイパスが反映されていなかったので、
必然的に旧道だったのですが(汗)。
ちなみに当時の僕は、
日産のキューブ(黒色)に乗っていて
左前方にヘタレ棒をつけていました。
キューブは関西に来てから新車で買って、
道も分からず、車をぶつけるのにビビッて
つけていました(;’∀’)
そんなキューブで旧道を走っていくと、
少し道が細くなり、
多少くねくねした道になりました。
左手に竜田川があったようですが、
暗くて見えません。
竜田川は旧道の2~3m下を流れているイメージでしょうか。
当然、高さがあるので道路には白いガードレール。
ガードレールの向こう側(川の方)には
特に木々が生い茂っている感じではなく、
ガードレールの向こうは、
特に何もなく、2~3m下に川が流れている。
そんな状況でした。
旧道をそのまま進んでいくと
近鉄生駒線の踏切があるようでした。
土地勘がないのでナビ頼りでしたが、
少し進んで、やや急なカーブの先に
踏切があるそんな場所。
道路の左側には白いガードレール、
その向こうは川。
特に木は生えていない。
そしてやや急なカーブの手前にやってきました。
ふっと左前方を見ると、
ガードレールの向こう側に人影が。。。
暗くてはっきりと見えたわけではないですが、
黒い服を着た、色白、長髪の女性が立っている。
僕にはそう見えました。
その時は「こんな時間に人がいる」くらいの感じで、
急に出てきたりして、当たったら大変なので、
少し大回りしてカーブに進入。。。
その時、、、
ボンッ!!!
という変な音。。。
急いで車外へ出ました。
当時持っていたガラケーと
車のライトの明かりを頼りに
周りを見ましたが、何もありません。
車も凹んでません。
当然木がないので、
木に車が当たったわけではない様子。
人が倒れている訳でもありませんでした。
ガードレールの向こうを確認すると
人が立てるスペースはなく、
絶壁という感じ。。。
「えっ!?。さっき人がいたような・・・。」
車の方へ戻ると、何やら異変が。。。
ヘタレ棒がない。
棒の部分だけ、どこかに飛んでいってる・・・(゚Д゚;)(゚Д゚;)
これって。。。
急に怖くなり、
慌てて車に乗り込み、
急いでその場を後にしました。
僕が見たのは何だったのでしょうか?
明らかに人が立てる場所ではなかった。
木もなかった。
何かにあたる要素はなかった。
でもヘタレ棒はどこかに飛んでいった。。。
という事実だけ。。。
26時15分頃、自店に戻り
食材を冷蔵庫に入れ、帰路につきました。
朝、出勤前に車を確認。
車はきれいな状態。
凹みなし。
ヘタレ棒はなし。。。
やっぱり。。。
なかなか文字だけだと伝わりにくいかもですが、
少しでもひんやりしてもらえました??
どこも盛っていない
紛れもない事実のお話しでした<(_ _)>
最後までお読みいただきありがとうございました。