“1”はビジネスにおいて最悪の数字From東大阪の事務所から
今日は、私が購読しているマーケティング向けの情報について少しお話ししましょう。
それは、ビジネスにおける最悪の番号は 「1」である、ということ。
もし“1人の“クライアント(顧客)からの売り上げが、あなたの収入や利益の大部分を占めているとしたら、それは危険です。
もし“1つの“メディアから大部分の顧客を得ているとしたら、あなたは即座に廃業に追い込まれる危険にさらされています。
もし“1つの“商品が売り上げの大部分を構成しているとしたら、あなたは競争に対して非常に脆弱です。
まず、クライアントは正当な理由がなくても去っていくものです。
私たちの会社(物流請負)でも、品質やサービスに特別な問題がなかったにも関わらず、ある得意客が別の業者に鞍替えをしたことがありました。
その顧客のために、私たちは何度も無理な状況に対応したことだってあったのに。
緊急のニーズに応えたり、ときには支払いを待ったりしたこともありました。
それなのにその顧客は、 より安価な他の業者に乗り換えたのです。
また、メディアもあてになりません。
アメリカでは、テレビのインフォマーシャルは当初合法でしたが、 1度違法になり、その後また合法になりました。
最近では、新しい法律が、ファックスと Eメールでのマーケティングや、電話禁止名簿 (DoNot Call List)へのテレマーケテイングを厳しく規制するようにな ったため、ビジネスは打撃を受けています。
Eメール、さらには通常の郵便によるマーケティングに対しても 、現在さらなる規制が提案されており、州政府や連邦政府レベルで検討されているのです。
起業家は、今日のメディアの状況が明日目覚めたときも同じだろうという幻覚に惑わされ、誤った安心感を持ってしまいがちです。
経験が浅い、記憶力が悪い、あるいはビジネス史について理解が乏しい人は、メディアが深刻なまでに信頼性を欠いているという事実を認識できていないのです。
現在利用しているもの、頼りにしているもの、これらはどれも安全ではありません。
新しい規則が適用されたり、新たな費用が加算されたりと、どんなものでも変わってしまう可能性があります。
そして、商品というものは、類似品を作られたり、特許期聞が終了したり、著作権が侵害されたりするものなのです。
最近では、商品の排他性やマーケティング ・アプローチの独自性を維持することは非常に困難になりました。
インターネットは、他との差別化を図る機会を徐々に排除していってしまいましたが、これはほとんどの人が気づいていない事実です。
インターネットは海賊行為に理想的な環境を提供しています。
それだけでなく、基本的な防壁を実質的に取り除いてしまったので、良いことは真似をし、成功したビジネスのマーケットシェアの端をかじり、値引き攻撃を仕掛けるような競争相手がつけいる隙を作ってしまったのです。
1つの商品、 1つのマーケテイング・アプローチや販売方法、あるいは 1つのメディアが、今あなたに多大な利益をもたらしているかもしれませんが、これらはほぼ必ずと言っていいほど、あなたに不利益をもたらします。
これは、時として唐突に、すぐにでも起こり得ることなのです。
ですが、群を抜いて最悪な「1 」は、カギを握る従業員がたった 1人であるというケースです。
クライアントに対する私のアドバイスはこうです。
「重要なカギを握る役割を、たった 1人の人に任せてはいけない。ゼロか2人、しかし1人は絶対に回避すべきだ」
2人いれば、そのうちの1人を切らねばならなくなっても大丈夫なのです。
多くのクライアントがこのアドバイスを無視してきましたが、「従っていればよかった」「その1人が突然いなくなることによって起きた混乱に対処するぐらいなら、 2人分の給料を払っていたほうがいかに安く済んだか」 と、後で私にこぼしているのです。
私がコーチングをしている会員の中に、同様の経験をした投資マネージャーがいます。
彼は、信頼をしていた 1人のキーパーソンにすべてのクライアントへの連絡を任せていました。その従業員を解雇しなければならなくなった時、彼が自ら混乱の後始末をすることになり、さらには、クライアントの何人かを失うという憂き目にも遭った。
彼は今、 2人のキーパーソンを雇い、すべてのクライアントに対して同等に対応させています。
さて、あなたのビジネスには、1つの商品、 1つのマーケテイング・アプローチや販売方法、1つのメディア、1人の従業員…これらの最悪の数字があるでしょうか?
ぜひ考えてみてください。
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Ps
さて、私たちの会社は、配送業務請負、倉庫事業をしています。
もし今後、配送スタッフの採用が厳しくなったら、、、、
もし一度に数名の離職者が出てしまったら、、、、
そんな時の為にも、まずは1台から配送委託しておいて、いざとなったら台数を増やしたり、減らしたり出来るので賢く委託を利用するのも検討しては如何でしょうか。