最近よく耳にする●●ハラスメント、、、。
沖縄の方はもう梅雨入りしたようで、
関西地方も近いうちに梅雨入りするのかなぁ?
と感じるくらいジメジメしたような日が増えた気がします。。。
気のせいかな、、、。
梅雨は個人的にあまり好きではありませんが、
時の経過を感じる1つのワードだなぁ
と、感じている今日のこの頃です。
さて
最近、カスハラという言葉を
よく見聞きするようになりました。
ここ最近だと
めざましテレビやひるおび!なんかで見ました。
カスハラ=カスタマーハラスメント
の事のようです。
簡潔いうと
「顧客が企業に対して理不尽なクレーム・言動をすること」
だそうです。
クレーマーという言葉は、よく聞いたことがありますが、
カスハラに関しては、ここ最近のような、、、。
東京都が今年度中に
カスハラ防止条例を制定へ!
なんてニュースもありました。
カスハラの事例って、どんなものがあるか。
TVなどで報道されていた事例をご紹介したいと思います。
➀酔った乗客(タクシー)
泥酔した中年男性が、タクシーのドライバーさんに対して、
「学歴もねぇ、これと言ったスキルもねぇ、
運転しかできねぇ野郎が!」
というような暴言を吐いた挙句、
目的地に着いて支払の際に、
お金を運転手に投げつける。。。
一向に車から降りようとしないため、
運転手さんがドアを開けたところ、
運転手さんに対して蹴りを入れる。
といったものが映像でありました。
このタクシー会社では3年前に運送約款を改訂し、
カスハラを受けた際は、
当該お客への対応は一切しないと
と決めているようですが、
やはり現場ではこういったことが起きてるんですね。
ちなみに運転手さんが警察に通報してました。
②とある旅館の事例
その旅館は15時からチェックインが出来ますが、
お客様の受入れ準備や、入口のロビーが狭いため、
「15時まではお車でお待ちくださいますようお願い致します」
と掲示物やアナウンスでお客様にお伝えしているようですが、
とある老夫婦が14時30分に来られ、
事情を説明し、15時までお待ちいただくよう説明したところ
男性の方が激昂。
「この旅館つぶしますよ!」
的なことを言われ続ける、、、。
といった内容でした。
③JRの事例
人身事故があり、電車が大幅に遅延。
ある男性客が、
「電車が遅れたせいで、ライブを見に行けない。
どう責任を取るんだ。ライブチケット代を弁償しろ!」
と喚き散らす、、、
といった内容。。。
JRさんもカスハラに対しては
一切対応しない!というルールを決めているようですが、
恐らく現場では、罵声を浴びたり
恐怖を感じることは多々あるのだと思います。
もちろん、利用したお店や施設に対して、
善意をもって指摘をする方もいらっしゃると思うので、
カスハラが叫ばれ続けると
本来言うべきことも言えなくなってしまいそうなので、
東京都が条例で定めようとしているように
具体的な禁止行為についてのガイドラインを定めてくれるのは
とても意義のある事だと思います。
カスハラの事例として3つご紹介しましたが、
カスハラの主な事例としては
・大声での暴言・罵声
・長時間にわたるクレーム
・要求を繰り返して揚げ足を取る
・言いがかりをつけて返金や値下げを要求
・SNSへの投稿を仄めかした脅し
・従業員へのつきまとい
などがあるそうです。
青葉もフードサービス業で店長をしていた時にも
今でいうカスハラの経験は数えきれないくらいありました。。。
➊メニュー写真と実際の具の大きさが違うと
皿を投げつけられた
➋料理提供時間が遅いと、入口付近の売店棚を
蹴とばされた
➌水はセルフサービスだが、席まで持って来い、
こ〇すぞ!!などの暴言+喚き散らす。
❹なぜ高校生の団体の席と近いんだ!と喚きテーブルを蹴とばす
などなど、、、。
では、実際の対応はどうしたかですが、
➊に関しては、工場から届く食材を実際に見て頂き、
店舗としては、最大限努めているため、ご意見は本部へ共有すると
謝罪は入れつつ、食器を投げたことに関しては、
別問題なので、警察へ通報すると伝えた。
→やりすぎたと謝罪がありました。
➋料理提供が遅れたことは謝罪を行いましたが、
罵声及び店舗備品への破壊行為と
初期対応した従業員が恐怖で泣いてしまったこともあり
警察へ通報。
→防犯カメラの映像もあったので、そのまま連行されました。
➌水はセルフサービスであることを再度説明。
暴言を吐かれ、店内雰囲気も悪くなっていたので、
退店を促しましたが
暴れられたので、警備会社及び警察へ通報。
→連行されていきました。
❹高校生の団体だったこともあり、
どの席でも比較的近くなってしまうことと、
その中でも一番離れた席へご案内した旨を説明。
高校生にも周囲の方への配慮をお願いし、
お客様にはご納得頂きましたが、
テーブルを蹴る行為に関しては
看過できない旨をお伝えしたところ
謝罪を頂くことが出来ました。
というように会社側からは
お客様であっても理不尽な言動は
毅然とした態度でのぞんでOK
というルールだったので、
その場その場で解決したケースが多かったです。
お客様からのご指摘を何でもかんでも
突っぱねてしまうことはよくないと思いますが、
企業側もお客様をしっかりと選ぶべき
という事もTVで言われてました。
なかなか難しい部分があるのかもしれませんが、
我々1人1人が、禁止行為をしっかりと理解し、
節度ある言動を心掛けるべきですし、
ルールを守った上で、
食事や買い物などを楽しみたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。