トラックの輪止め
営業部の田中です。
本日はトラックがなぜ輪止めをしているかについて
説明します。
まずは法律の部分ですが、法的に輪止めの設置義務はありません。
したがって輪止めをしていなくても違反になることはありません。
トラック協会や交通安全協会では輪止めの設置を推奨していますが、あくまでも事業所・ドライバーの判断に任されています。
輪止めの設置は義務ではないため、輪止めをしないからといって違反にはなりません。
「ではなぜ、輪止めを行っているトラックが多いのでしょうか。」
一般的な乗用車が停車や駐車をする場合はパーキングブレーキを使用するため、車が勝手に動き出すことは考えにくいでしょう。しかし、トラックなどの大型車が使用するエアブレーキは制動力が高いものの、時間の経過により効きが甘くなることもあります。
輪止めを設置することでタイヤの回転を阻止できるため、長時間停車する際は輪止めがあると安心です。輪止めには事故を防止するだけでなく、会社全体で輪止めの使用を徹底することにより、ドライバーの安全への意識向上にも役立ちます。
これからも街中で活躍している物流の説明をしていきます。
次回もお楽しみに。