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今でも忘れられない上司の一言

いつもお世話になっております。
アシストライン株式会社の青葉です。

気が付けば5月も終盤となりました。
日中は汗ばむ日も増え、少しずつ夏の気配を感じるようになってきましたね。

最近の私はというと、
相変わらず仕事中心の毎日ではありますが、
日曜日だけは妻と出掛けることが習慣になっています。

ランチへ行ったり、買い物へ行ったり。
時には愛犬のポムも連れて少し遠出をすることもあります。

行き先はほとんど妻が決めてくれます。
Instagramなどで見つけた犬連れでも楽しめるカフェやレストラン、
公園などを調べてくれて、「ここ行ってみたい」「ここ良さそう」と提案してくれます。

私は運転担当です(笑)
滋賀、奈良、和歌山、兵庫などへ出掛けることが多いのですが、
中でも淡路島はお気に入りです。

犬連れでも利用できる施設が多く、
ポムも楽しそうにしているので、気が付けば年に何度も足を運んでいます。

特別なことをしているわけではありません。
それでも、「次の日曜日はどこへ行こうか」と思えることが、
今では一つの楽しみになっています。

そんな時間を過ごしていると、ふと若い頃のことを思い出します。
大学卒業後、私は全国展開するフードサービス企業へ入社しました。
その当時も現在も、多くの方が名前を知っている企業です。

そして入社から1年10か月後、25歳で店長を任されることになりました。
当時としては比較的早い昇進だったと思います。

もちろん嬉しかったですし、自分なりに評価されたという気持ちもありました。
しかし今振り返ると、役職に対して経験や人間力が追いついていなかったように思います。

理想だけは人一倍ありました。
「こうあるべきだ」
「こうしなければならない」

そんな思いが強く、パートさんやアルバイトさんに対しても、
自分の考えを押し付けてしまうことがありました。

もちろん現場は思うようにいきません。
スタッフとの関係はぎくしゃくし、
店舗運営も次第にうまく回らなくなっていきました。

今思えば、自分で店を崩してしまったようなものです。
さらに、私が店長として着任したタイミングで副店長も異動となりました。
店舗には社員は店長の私しかいません。

相談できる相手もおらず、自分で蒔いた種を自分で回収するしかありませんでした。

毎日が必死でした。
朝から深夜まで店舗に立ち、常に店のことばかり考えていました。
気が付けば半年以上、休みを取っていませんでした。

いや、正確には「取れませんでした」の方が正しいかもしれません。

もちろん当時は今ほど労働環境に対する考え方も整っておらず、
フードサービス業界全体として休みが少ない時代でした。

ただ、それだけではありません。
私自身の未熟さが招いた部分も大きかったと思っています。

だから会社や周囲のせいにするつもりはありません。

そんなある日、新しく着任したエリアマネジャーが店舗へ来ました。
私の勤怠表を見て、
「これ、本当か?」
と聞いてきました。

近くにいたパートさんたちも、
「本当です」
と答えました。

するとその方は私に向かって、
「明日、俺が店に入るから休め。命令な」
と言ったのです。

私は正直驚きました。
当時の私にとって、休むという発想自体がなかったからです。
休みたいとも思っていませんでした。

むしろ店長なのだから、店が落ち着くまでは自分がやるしかないと思っていました。
だからこそ、その言葉が強く印象に残っています。

もちろん、その日一日休んだからといって店舗の問題が解決したわけではありません。
翌日になれば、やるべきことは山ほどあります。

それでも、あの時の言葉は今でも忘れられません。
結果として、その店舗は約10か月で立て直すことができました。

そして私は、その後さらに規模の大きな店舗へ異動することになります。
あの時のエリアマネジャーには、後に私の結婚式で主賓挨拶をお願いしました。
今でも尊敬している方です。

役職が上がると、どうしても結果ばかりを追いかけがちになります。
売上、利益、生産性。
もちろんどれも大切です。

しかし振り返ってみると、人の記憶に残るのは数字だけではありません。
何気ない一言や行動が、その後の人生に大きな影響を与えることもあります。

私自身も管理職となり、そして今は役員という立場になりました。

あの時の上司のように、困っている人に手を差し伸べられているだろうか。
誰かの支えになれているだろうか。
そして、自分自身も誰かにとって忘れられない存在になれているだろうか。

最近はそんなことを考える機会が増えました。

あの時の上司の一言は、30年近く経った今でも私の中に残っています。

皆さまにも、今でも忘れられない上司や先輩、恩人がいるのではないでしょうか。
その方から掛けてもらった言葉や行動は、思っている以上に人生の支えになっているのかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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