仕事が増えるほど、忙しくなる会社でいいのか|会社づくりの現在地 #2
前回の記事では、
「今の会社を動かす仕事」と「未来の会社をつくる仕事」について書きました。
日々の仕事を止めることはできません。
目の前のお客様への対応や、毎日の配送を安定して動かすことは、
私たちにとって最も大切な仕事の一つです。
一方で、それだけを続けていて、会社はこの先も成長できるのか。
最近は、そんなことを考えながら会社の仕組みを見直しています。
仕事が増えることは、ありがたい
ありがたいことに、会社の仕事は少しずつ増えてきました。
配送のご依頼が増え、毎日多くの車両が動いています。
会社として売上を伸ばしていくためにも、仕事が増えることはもちろん必要です。
ただ、仕事が増えるほど、その管理に必要な仕事も増えていきます。
配送が1件増えれば、車両を手配して終わりではありません。
ドライバーへの連絡、配送状況の確認、完了報告の確認、
請求や支払いに必要な情報の入力など、その後にもさまざまな業務があります。
配送件数が増えれば、こうした業務も当然増えていきます。
このまま仕事だけを増やしていいのか
これは会社が成長していく中では、ある程度避けられないことだと思います。
ただ、
「売上が増えた分だけ、人の作業も増えていく」
という状態を続けていては、どこかで限界がきます。
仕事を増やすために人を増やす。さらに仕事が増えれば、また人を増やす。
もちろん、人員を増やすことが必要な場面もあります。
しかし、それだけではなく、
「今やっている仕事そのものを減らすことはできないか」
という視点も必要だと考えています。
人がやらなくてもいい仕事を減らす
現在、私たちが進めていることの一つが、業務の仕組み化や自動化です。
これまで人が確認していたこと。
人が転記していたこと。
毎日同じように繰り返していること。
こうした業務の中には、
仕組みを変えることで減らせるものが、まだまだあると思っています。
もちろん、新しいシステムを入れればすべて解決するわけではありません。
実際に使ってみなければ分からないこともありますし、
新しい仕組みに変えることで、一時的に手間が増えることもあります。
それでも、「今までこうしてきたから」だけで続けるのではなく、
少しずつ変えていく必要があります。
人にしかできない仕事に時間を使う
自動化や仕組み化の目的は、単純に人を減らすことではありません。
人がやらなくてもいい仕事を減らし、
人にしかできない仕事に時間を使えるようにすることです。
お客様と話をする。新しい仕事をつくる。
ドライバーや協力会社の方と関係をつくる。
社内で課題について話し合う。新しい仕組みを考える。
こうした仕事に使える時間を、少しずつ増やしていきたいと思っています。
そして、誰か一人が頑張ることで会社を動かすのではなく、一人ひとりがそれぞれの役割を担い、
チームとして会社を動かせる状態をつくっていきたいと考えています。
忙しい会社から、強い会社へ
仕事が増えることと、忙しくなること。
これまでは、この二つはある程度セットだと思っていました。
しかし、これから会社をさらに成長させていくのであれば、
仕事が増えても、同じように人の負担が増え続けない仕組みをつくる必要があります。
すぐに完成するものではありません。
試してみて、うまくいかなければ修正する。
また別の方法を考える。その繰り返しになると思います。
今の会社を動かしながら、未来の会社をつくっていく。
そのためにもまず、「今やっている仕事は、本当にこのままでいいのか」。
一つひとつ問い直すところから始めていきます。
これも、今の私たちの「会社づくりの現在地」です。