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「このままではいけない」と思った|次の10年をつくる #01

アシストライン株式会社は、2014年に創業しました。
私が入社したのは2016年。

それから約10年、さまざまな仕事や変化を経験してきました。

ありがたいことに、会社の売上は少しずつですが伸び続けています。
決して、業績が大きく落ち込んでいるわけではありません。

それでも最近、強く考えるようになったことがあります。

「このままではいけないのではないか」

ということです。

売上が伸びれば、それでいいのか

会社が成長し、仕事が増える。

もちろん、ありがたいことです。

私たちもこれまで、
目の前のお客様や一つひとつのご依頼に向き合いながら、仕事を積み重ねてきました。

その結果、現在では月間延べ数千台の配送車両が稼働するまでに、
配送事業の規模も少しずつ大きくなってきました。

会社として着実に成長している。
それは、とてもありがたいことです。

一方で、規模が大きくなったからこそ、見えてきた課題もあります。

例えば私が日々関わっている業務部では、
配送のご依頼が増えれば、それに伴って日々の業務量も増えていきます。

お客様からのご依頼への対応。

車両やドライバーの手配。

配送状況の確認。

完了報告の確認。

超過時間などの確認や計算。

システムへの入力。

そして、請求に向けた処理。

一つひとつは、これまでも行ってきた仕事です。

しかし、配送の規模が大きくなれば、それぞれの業務も積み重なっていきます。

売上が増える。

配送のご依頼も増える。

でも、それと同じようにスタッフの業務量も増えていく。

このまま同じやり方で規模だけを大きくしていけば、
いつかどこかに無理が生じるのではないか。

会社がさらに成長していくためには、
仕事を増やすことと同時に、仕事のやり方そのものも変えていく必要がある。

そんなことを考えるようになりました。

「忙しい」は当たり前になっていないか

私自身も、長い間「忙しいのは仕方がない」と考えていたように思います。

役職が上がれば責任も増える。

仕事が増えれば、働く時間も増える。

できる人がやった方が早い。

分かる人が対応すればいい。

目の前の仕事を止めないためには、それが一番合理的に見えることもあります。

実際、そうやって乗り越えてきた場面もたくさんありました。
ただ、それを繰り返していると、

「その人がいないと分からない」

「仕事が増えれば、人の負担も同じように増える」

「日々の業務に追われ、未来のための仕事をする時間がなくなる」

という状態にもなっていきます。

会社として次のステージを目指すのであれば、これまでと同じやり方を続けるだけでは難しい。

そう感じています。

今の仕事と、未来の仕事

最近、特に意識していることがあります。

それは、

「今の会社を動かす仕事」と
「未来の会社をつくる仕事」

を分けて考えることです。

倉庫事業部であれば、日々の入出庫や保管業務を確実に行う。

営業部であれば、お客様と向き合い、新しい仕事をつくる。

業務部であれば、お客様からのご依頼への対応から、
車両の手配、配送完了後の確認、請求書の発行までを確実に行う。

部署によって役割は違いますが、こうした日々の仕事の積み重ねによって、今の会社は動いています。

これらは当然、どれも大切な仕事です。

一方で、会社がこれから成長していくためには、新しいお客様との接点をつくること、
既存のお客様との関係を深めること、新しい仕組みを考えること、業務を標準化すること、
自動化できる仕事を探すこと、人を育てることなども必要です。

これらは、今日やらなかったからといって、明日の仕事が止まるわけではありません。

だからこそ、日々の業務が忙しくなると、どうしても後回しになりがちです。

しかし、その「後回しになりやすい仕事」こそが、
5年後、10年後の会社をつくる仕事なのではないか。

最近は、そう考えるようになりました。

次の10年をつくる

私たちは、これまでの10年でさまざまな経験をしてきました。
うまくいったこともあれば、失敗したこともあります。

属人化の問題。

人員不足。

業務の標準化。

ドライバーの確保。

利益をどう積み上げるか。

新しいシステムの導入。

営業と業務の連携。

そして、働き方など。

一つひとつは別々の問題に見えます。

しかし最近は、すべてがつながっているように感じています。

会社を成長させる。

利益を生み出す。

その利益を人や仕組みに投資する。

仕事を仕組み化し、一人ひとりの負担を減らす。

そこで生まれた時間を、さらに未来のために使う。

そんな循環をつくることができれば、会社は今とはまた違った形で成長できるのではないか。

そう考えています。

だから、この連載のタイトルを

「次の10年をつくる」

としました。

完成した成功事例を書くつもりはありません。
今、実際に会社の中で起きていること。

そこで感じている課題。

考えたこと。

実際にやってみたこと。

うまくいかなかったこと。

そして、そこから何を変えたのか。

できる限り、途中経過も含めて残していきたいと思います。

10年後に振り返ったとき、

「あの頃から会社が変わり始めた」

と思えるのか。

それは、まだ分かりません。

ただ一つ言えるのは、

「このままではいけない」

と思った今が、次の10年をつくるスタート地点なのだと思います。

アシストライン株式会社
青葉 泰明

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