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会社の現在地|採用の「当たり前」を疑う

この二か月、会社の成長を取り戻すために、
いくつもの課題と打ち手を整理してきました。
ただ、行動に移せたことは多くありません。

毎週の情報発信など、続けている活動はあります。
それでも、実行した施策の数と成果を考えれば、
まだ経営を変える動きには至っていません。

前回は、ホームページを集客につなげるために、
取り組みの成果を検証する必要性を書きました。
今週は、もう一つの重要な課題である採用の話です。

人がいなければ、仕事は増やせない

今週、具体的に考え直したのは人材の確保です。
当社の主力である定期配送の仕事を増やすには、
安定して配送を担う人の存在が欠かせません。

これまでは、業務委託ドライバーの募集を中心に、
新しい人との接点をつくろうとしてきました。
しかし、応募と実際の稼働には隔たりがあります。

利用している求人媒体には、曜日や時間などを、
あらかじめ固定して入力する仕組みがあります。
一方、当社の仕事は案件ごとに条件が異なります。

募集する仕事と、求人の仕組みがかみ合わない。
その難しさを応募者の問題だけとして考えても、
採用の状況は変わらないのではないでしょうか。

募集方法ではなく、雇用の形から考える

だからこそ今週は、求人の書き方だけでなく、
人を迎え入れる方法自体を見直すことにしました。
その一つが、アルバイトとして雇用する方法です。

フルタイムの勤務を基本として想定しながら、
配送車両や燃料などは会社が負担する形を考え、
直行直帰を基本とする働き方も検討しています。

もちろん、雇用する以上は会社にも責任が生じ、
仕事を継続して用意できるかという課題もあります。
募集方法を変えれば解決するほど単純ではありません。

働く人の将来にも選択肢を

今回の検討では、採用することだけではなく、
その先のキャリアについても考えています。
働く人が目指す将来は、一人ひとり異なります。

将来的に正社員として働きたいという人には、
その希望を実現できるように会社が伴走する。
一方で、独立を目指す人もいるかもしれません。

そうした希望にも応えられるように、
働き方やキャリアの選択肢を用意していきたい。
一つの雇用形態にこだわる必要はないはずです。

会社の都合だけで人材を確保するのではなく、
働く人が将来に希望を持てる環境を整えること。
それも経営が果たすべき役割だと考えています。

もちろん、こうした仕組みは構想段階であり、
実現するためには制度や受け入れ体制など、
これから具体的に整えるべきことがあります。

自分たちの前提を変えられるか

今回の検討で、採用が実現したわけではありません。
しかし、従来のやり方を続けることだけが、
正解だと思い込まないことには意味があります。

会社が成長できない理由を外部に探す前に、
自分たちの方法に見直す余地がないかを考える。
その問いを、今週は採用の現場に向けました。

これまでの経験は、経営における大切な財産です。
一方で、過去にうまくいった方法がこれからも、
最善の方法であり続けるとは限りません。

会社の成長と、そこで働く人の将来。
その両方を考えながら仕組みを変えていくことが、
これからの経営には必要だと感じています。

今週の前進は、まだ一つの判断にすぎません。
次は募集の条件を具体化し、実際に行動すること。
その結果を見ながら、次の判断につなげていきます。

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