医療物流の属人化を防ぐ|検体・医療物資の定期配送を安定化
医療物流の属人化を防ぐ|検体・医療物資の定期配送を安定化
医療機関や検査機関、製薬会社、医療機器関連企業では、
検体や医薬品、医療物資などを決められた時間・ルートで継続的に配送する業務があります。
こうした配送は、一度運行が始まると日常業務の一部になりやすい一方で、
「このルートは○○さんしか分からない」「納品先ごとのルールを担当ドライバーしか把握していない」
といった属人化が起こりやすい業務でもあります。
担当者の休暇や体調不良、退職などによって急に交代が必要になった場合、
配送ルートや納品方法を十分に引き継げなければ、医療現場にも影響を与えかねません。
特に9月は台風や大雨などによる交通への影響も考えられる時期です。
BCP(事業継続計画)の観点からも、特定の担当者だけに依存しない配送体制を整えておくことが重要です。
今回は、医療物流で起こりやすい「配送の属人化」と、
その対策として軽貨物定期便・専属便を活用する考え方についてご紹介します。
医療物流で配送が属人化しやすい理由
医療物流では、単純に荷物を集荷して届けるだけではなく、
配送先ごとに異なるルールや注意事項への対応が必要になるケースがあります。
例えば、
・決められた時間での集荷・納品
・複数施設を巡回する回収ルート
・施設ごとに異なる搬入口や受付方法
・担当者への手渡し
・荷物ごとの取り扱いルール
・出発、到着、完了時などの報告
・配送中に変更が発生した場合の連絡
などです。
長期間同じドライバーが担当していると、
こうした情報がそのドライバーの経験や記憶に蓄積されていきます。
日常的には効率よく運行できていても、その担当者が急に休んだ際に、
「代わりのドライバーでは運行できない」という状態になってしまえば、安定した配送体制とはいえません。
「専属ドライバー」と「属人化」は同じではありません
定期便や専属便では、
同じドライバーが継続して担当することに大きなメリットがあります。
配送ルートや納品先の特徴を理解することで、
スムーズな運行につながり、配送品質も安定しやすくなるからです。
一方で、運行に必要な情報まで担当ドライバーだけが把握している状態にしてしまうと、属人化につながります。
重要なのは、専属ドライバーを軸としながらも、
・配送ルート
・集荷、納品時間
・納品先ごとのルール
・荷扱い上の注意事項
・報告方法
・トラブル発生時の連絡先
など、運行に必要な情報を共有できる状態にしておくことです。
「いつものドライバーだから安心」という状態から、
「担当者が変わっても必要な情報を引き継げる」状態へ。
これが、継続的な医療物流を考えるうえで重要なポイントになります。
BCPの観点からも配送体制の見直しを
台風、大雨、地震などの自然災害だけがBCP対策ではありません。
担当ドライバーの体調不良や退職、車両トラブルなど
、日常業務の中でも配送を継続できなくなる要因は存在します。
特に毎日・毎週決まった運行が必要な定期配送では、
一人のドライバーに依存した体制よりも、万が一の場合を想定した運行体制を構築しておくことが重要です。
現在の配送について、
「担当者が休んだ場合、代わりに運行できる人がいない」
「納品先ごとのルールが担当者しか分からない」
「自社配送を続けているが、ドライバー確保が難しくなっている」
「配送業務の引き継ぎに不安がある」
といった課題がある場合は、
一度配送体制そのものを整理してみることも選択肢の一つです。
軽貨物定期便・専属便という選択肢
アシストライン株式会社では、大阪府東大阪市を拠点に、
企業様向けの軽貨物定期便・専属便を運行しています。
医療関連では、検体、医薬品、医療機器、医療物資など、さまざまな配送に対応してきました。
定期配送をご相談いただく際には、
単に「車両を1台手配する」という考え方ではなく、現在の配送内容を確認したうえで運行方法を検討します。
例えば、
・現在の配送ルート
・集荷先、納品先
・運行時間
・1日の走行距離
・荷物の内容や数量
・積み降ろし方法
・納品先ごとのルール
・報告方法
などを確認します。
そのうえで、軽貨物車両で対応可能か、どのような運行方法が適しているかを検討します。
現在自社便で運行されている配送についても、
「自社で車両とドライバーを維持するべきか」「外部委託した方がよいか」
という視点からご相談いただくことが可能です。
検体輸送や医療物資配送にも対応
医療物流では、配送する荷物によって求められる条件が異なります。
検体輸送では回収時間や提出時間、医療機器では荷扱いや納品方法、
医療物資では配送先ごとの納品条件などを確認する必要があります。
そのため、すべての医療関連配送を同じ方法で運行するのではなく、
実際の配送条件を確認したうえで対応可否を判断することが重要です。
アシストライン株式会社では、
これまで医療関連の定期配送をはじめ、さまざまな企業配送に携わってきました。
また、特定信書便事業にも対応しているため、
配送する書類が信書に該当する場合についても、内容を確認したうえでご提案いたします。
医療物流の安定化をご検討ならご相談ください
医療物流を安定させるためには、経験のあるドライバーを確保することだけでなく、
その経験や運行情報を特定の個人だけに依存させないことも重要です。
現在、
「医療関連の定期配送を外部委託したい」
「自社便の負担を見直したい」
「担当ドライバーへの依存を減らしたい」
「検体回収ルートを安定させたい」
「欠員時にも対応しやすい配送体制を考えたい」
といった課題がございましたら、一度現在の配送状況をお聞かせください。
アシストライン株式会社では、現在の運行内容や課題を確認したうえで、
軽貨物定期便・専属便・貸切配送などから適した方法をご提案いたします。
急ぎの配送についても、
営業時間内であれば車両状況を確認のうえ、可能な範囲で対応を検討いたします。
新規のお客様については、お取引開始前に必要事項の確認をお願いしておりますので、
継続的な定期配送をご検討の場合は、余裕をもってご相談いただくことをおすすめします。
医療物流の属人化や定期配送の見直しをご検討の企業様は、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。