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長く続けるリスク

お久しぶりです。

隔週でのお届けを目指しているこのメルマガ(ブログ)ですが、

思わず先週はおさぼりしてしまいました(>_<)

 

というよりは完全に忘れてしまっていました(>_<)

 

さて本題に入る前に、

弊社では2月からXを始めました。

https://x.com/haisyajoshi

 

まだ始めたばかりですが、

こちらもよろしくお願いいたします。

 

では本題に入りたいと思います。

今回のテーマは『長く君臨するリスク』です。

なぜこのテーマにしたかというと

 

ここ最近、TVやネットメディアなどで

とあるTV局の話題が多く出ています。

 

その中でそのTV局のドンと言われる人が

40年近く、権力を握っている、

というような話をよく見聞きするようになったからです。

 

ここ最近であれば、

50年近く独裁政権であったシリアのアサド大統領が失脚した

なんていうニュースも

今回のテーマに当てはまるのかもしれません。

 

話を戻しますね。

 

(ここからはあくまでもこんな情報もある

 というような感じで読んで頂ければ幸いです)

 

今話題のTV局のドンと言われる人(以下A氏)ですが、

もともと『独裁体制』をするような人だったのでしょうか?

 

これも今巷にあふれている情報の中から

私になりに選別していくと

必ずしもそうではない一面もあるようです。

 

A氏はそのTV局に入って、比較的早い時期に

労働組合の結成に尽力した言われていて、

労働組合の初代書記長に就任したのだとか。

 

A氏は相当優秀だったようです。

入社間もない段階で、強いリーダーシップを発揮して、

労働組合の結成を成し遂げたのだとか。

 

労働組合は会社と対立する感じの立場でもあるので、

A氏は次第に上層部に嫌われるようになり、

出世コースから外されていったそうです。

 

時が流れA氏が42歳の時に、

会社のトップが変わり、当時のトップが実力主義を打ち出したことで

優秀だと評判だったA氏が編成局長に就任。

 

ここまではよく報道されています。

 

が、イメージが違うと思うようになったのは、

編成局長時代のA氏のスタンスでした。

 

制作スタッフには「好きなようにやって欲しい」と伝えたそうです。

 

そのため製作スタッフは、

・自分たちが作ってみたかった番組

・自分たちがやってみたかった企画

などをどんどん作っていき、士気が上がっていたそうです。

 

でもスタッフがよいと思ったものでも

出演する側にとって必ずしも歓迎されるものばかり

ではなかったようで

 

芸能事務所などからクレームが多発したそうです。

 

A氏はクレーム(指摘)を頂い先に、

1人で出向き、ひたすら謝罪行脚を行ったそうです。

 

一説によるとA氏は、

自分には番組を制作する才能はない、

だからこそ裏方を完璧にこなす!

というある種の強い思いがあったと言われています。

 

その姿勢が、

社内外の人たち、特に部下達の心を鷲掴みにして

A氏を崇拝する人が増えたとか。。。

 

上司としては最高の人ですよね。

私も見習わなければ!

 

A氏がそのTV局のトップになるのですが、

クーデターを起こし、創業一家を追い出した

とも言われていますが、

 

社内で圧倒的に人気があり、

実績もあり、A氏に社長になって欲しい!

という声もあり、トップになったという

そんな情報もあるようです。

 

責任は上司である自分が全て取る

だから何も気にすることなく、

みんなの好きなようにやってくれ!

 

のようなことを言っていたそうなので、

ひょっとしたら、トップになったのは

社内の圧倒的支持があったからなのかもしれません。

 

という実力も人気もあるA氏が

今では非難の的になっています。

 

部下のために、会社のために奔走し、

社内外からも信頼を得て、

素晴らしい経営者だったのだと思います。

 

でもトップでいる時間が

あまりにも長すぎた。。。

という論評が多いようです。

 

あまりにも長くトップで居続けた結果、

ひょっとしたら、会社のため、社会のため、

というよりは、

 

自身の権力の維持

 

が第一優先になってしまったのかもしれません。

 

江戸幕府で将軍在任期間が最長だった

11代将軍徳川家斉。

彼は50年間、将軍として君臨していました。

 

寛政の改革などを行ったりと

評価される部分もあったようですが、

 

最終的には彼の将軍時代は『大御所時代』と呼ばれ、

豪華絢爛な政治を行い、財政が困窮化、

天保の大飢饉や天災も重なり、

民衆の不満が最高潮になったと言われています。

 

そして幕府役人による反乱(大塩平八郎の乱)も勃発しました。

鎮圧はしたものの、

 

幕府の財政は破綻、幕府の力も大いに小さくなり、

江戸幕府の破滅の道を作ってしまったと言われています。

 

ただ華やかな町人文化「化政文化」を生み出すという

功績もちゃんとあるようです。

 

なのでやはり長く権力を持つというのは

良いことばかりではないということなのかもしれません。

 

アメリカの大統領は2期で8年まで。

これは初代大統領のワシントンが、

3期目も打診された際に、

 

長期政権にはメリットもあるが、

デメリットもかなり大きい、

 

マンネリ化・腐敗・権力への執着するものも現れる。

自分もそうなってしまうかもしれない、

などデメリットがあまりにも大きいため

2期で彼は退き、

 

以降の任期が2期8年になったのも

ワシントンの考え方が採用されたからのようです。

(諸説ありです)

 

長期政権のデメリット、

国内外を問わず何か分かるような気がします。。。

 

これはトップに限ったことではなく、

全ての人にも言えることかもしれませんが

 

同じところであったり、

同じ考え方であったり、

同じ交友関係であったり。

 

これらもメリット、デメリットがあるようです。

 

なので、

普段と違う人と関わったり、

普段読まないジャンルの本を読んだり、YouTubeを見たり、

普段行かないようなところに行ってみたり

 

たまにで良いのでちょっと変えてみる。

ひょっとしたら大事なのかもしれません。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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